2008年12月26日

金融腐蝕列島 再生

ゲオでぶらぶらしていて、なんとなく見たくなった作品を見てみました。

「金融腐蝕列島 再生(2005年)」
監督:佐藤純彌
出演: 村上弘明(竹中治夫)、益岡徹、細川俊之

検索してみると、この金融腐蝕列島シリーズは小説で5作あり、そのうちの2作品がストーリーが全く同じではないようですが、映画化され、そのうちの1つです。「再生」は続編みたいで、失敗しました。

1990年代後半が舞台となっており、バブル崩壊後の不良債権に追われた銀行の姿を描き出しています。中堅銀行の協立銀行を中心に、会長派と頭取派の戦いが見てとれます。

主人公の中堅銀行員の竹中は、頭取室に急に呼び出され、大手に吸収されることを望む会長派と地銀の連合を望む頭取派、どちらの考えに賛成かを問われます。大手に吸収されては協立の未来はないと頭取派の急先鋒となり、様々な利害関係者にもまれながら、銀行のあるべき姿を模索していきます。

かなり昔っぽい映画なのですが、以外に放映は最近で、現代に通ずるものも感じ取れます。さらに、派閥、不良債権、責任、暴力団のようなありふれたキーワードを仰々しい音楽が支えています 笑

自らの利益のみを追求する人達と、銀行と顧客の将来を第一に思う人たちが明確に対比されているので分かりやすいです。それに、普段見たり感じたりすることができない、日本的な上の方の世界を体験できます。が、終わりがあっさりしているせいか、内容が薄い感じもしました。時間があれば、前作もみてみたいと思います。

それにしても、邦画において画面の切り替えのシーンで電車の走行音が用いられているのはなぜなのでしょうか。次の駅に、つまり話は切り替わったとのことを暗示しているのでしょうか、それとも電車は日本の誇りの象徴のようなものなのでしょうか。

また、インタビュー映像が気になりました。普段はあんま見ないので楽しみに見ましたが、…って感じです。何ですか、「株価とかにも興味を持ち始めるようになりました。」って。小学生か。

最後に見たちびっこのような出演者のインタビューのせいで後味が悪い作品となってしまいました。
posted by shun at 01:13 | Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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